現代人の抱える病気の一つに、精神的な悩みがあります。
特に、労働者に多い悩みとして、職場の上下関係や人間関係、労働意欲、達成感などがあります。
これらは、人それぞれではありますが、重症化するとうつ病などを引き起こし、仕事だけでなく生活全般に影響することがほとんどです。
悩みを話せる友人や相談相手がいれば、愚痴を吐くことである程度こうした悩みは解決できるものですが、故郷から離れ一人暮らしをしている人や、家庭がない人にとってはなかなか難しいこともあります。
そうした中で、近年心理カウンセラーに通う人が増えています。
企業も、産業カウンセラーを雇用するなど、対策を講じています。
心理カウンセラーとして活躍できる場は、こうした企業におけるカウンセリングもあります。
産業カウンセラーとして求められるのは、相談者に対する心理的なカウンセリングだけでなく、普段からそうした心理的負担を軽減するための予防策や対策などを実施することです。
⇒
心理カウンセラー特定の企業に雇用されて医務室などでカウンセリングを行う場合もあれば、定期的に企業訪問してカウンセリングを行うなど、企業や地域によって様々な働き方があります。
キャリアアップを目指したり、よりよい労働条件を求めて産業カウンセラーとして働く心理カウンセラーは増えています。